記事一覧

たけやだより vol.48 その4

〈いつまでも若い?〉

 「おかみさんの歳がわからない」
とおっしゃるので、
「当ててみてください」と言いますと、
「息子さんの歳を考えると若いのかな?でも、私と同じくらいかしら?」
「絶対、この中では私が一番下よ」
女子会ですが、皆さんもう六十歳以上の方々ばかりでした。
「私が一番下のはず」とおっしゃっていた女性でさえ私より年上。
まして「私と同じくらいだと思う」とおっしゃった方は七十代。
そして、私の年齢を知ることになった皆様は一様に、
「えーっ!」
「落ち着いてるからもっと上だと思った」と爆笑。
私って、昔から歳より老けて見えるんですよ。
『落ち着いてて、態度がでかいから』?
この出来事を友人たちに話したところ、
「お腹がよじれる」と言って大笑いをしていましたが、私としましてはそんなに笑われても困ります。
でも、七十代になった時には
「いつまでも若いね」って、
きっとお客様から言われるに違いないと確信しています。


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たけやだより vol.48 その3

〈駐車場で〉

 佐世保に新しく出来た「五番街」というショッピングモールがあります。
私はそこの駐車場を利用することも多く、この日も車を止めて歩いておりました。
そこへ女性の声。
「そこの外人さ~ん、ライトがついてますよ~。外人さ~ん!」
振り向くと 女性は三階の階段から叫んでいます。
私の前には黒人の男性がヘッドフォンを掛けて歩いて来ていました。
とっさに彼を手で止めると、
「ライト、彼女が言ってる」と上の方を指差しながら伝えると、
彼はヘッドフォンを取り、
「オー、なんてこったい」と言わんばかりのジェスチャーで立体駐車場に向かって駆け出しました。
その後の出来事です。 
おばちゃんとおぼしき妙齢の女性が、
「あ~良かった」と言っているのが聞こえたんです。
なんて良い人なんだろうと思いましたね。
佐世保って、本当に親切で善人が多いと思います。
それに外国の人たちと接することも少なくない土地柄ですから、私も今回、とっさに行動しましたが、
それは、琴を通じて外国人の友人が幾人かいることで、
うまく話せなくても「怖気づく」ことはなくなったなぁと思うんですね。
外国人を見ただけで話しかけられることを恐れて逃げるということはありません。
相手も日本語が解らないんですから、
そこは同じ人間同士ということで心を開けば何とかなるもんですよ。
それに振り向けば英語が話せる人も沢山いるんですから、助っ人にも不自由しません。
出会いを楽しもうという気持ちがあれば OKだと思っています。


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たけやだより vol.48 その2

 〈みんな生きている〉

 天神町にも空き家が目立つようになりました。ネコもよく見かけるようになりました。
子猫たちがゴミ置き場の辺りで固まっていたりします。
車で通る時も気をつけなくてはなりません。
エンジンの音に、くるっと向きを変えて こちらを見つめる可愛い子猫。
さっと逃げる準備をして、細い土管を上ろうとする子もいます。
先日も前の家の裏に猫を発見。
住み着いているのかな?
辺りを注意深く見回しながら、そろりそろりと歩きます。
「抜き足、差し足、忍び足」よろしく
キョロキョロしながら歩みを進めて行くのです。
私は少し高いところから見ていたので
気づかれていないんです。
ネコ君のしぐさが面白くてずっと見てました。
ふと、「神様も上のほうから私達のことを
ハラハラしながら見てるのかなぁ」
なんて思いましたけど。
みんな真面目に間違うし、先の事はわからないから。
「ちょっと上から、次元を上げて観る事が出来たら先も明るいなぁ」と思いながら、
ネコ君がその家を抜けて道に出て行くまで見守っていました。



  
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たけやだより vol.48 その1

〈春を探しに〉

 春といえば山菜。蕗の薹が出始めたと聞き、友人の家の裏山へ出かけて行きました。
この日は、まだまだ小さい芽だったので、
「後日、また来るね」と約束してから随分と日が経って、ようやく今日、再度挑戦。
 友人は留守でしたが、もう花の咲いたフキノトウばかりが目について、「遅かったんだぁ」と思いました。
それでも初めて奥の方まで登ってゆくと、辺り一面、蕗一色でした。
採るものもなく、しゃがんでゆっくり周りを見渡すと、
何だか静けさだけがそこに
在りました。老木にはツルが幾重にも絡まり、うっそうとした、まるで山の中にいるような感じでした。
美しい庭園ももちろん愛でますが、こんな風にボサボサの景色って、ゆったりと安らぐんですね。
方位方住とでも言うんでしょうかねぇ。
ありのまま、そこに蒔かれた種たちが、それぞれいのちを咲かせて、
持てる物をあるがままに天に向かって伸ばしているっていう感じは、とても美しいと思うんです。
 滅多に写真は取らないのですが、お伝えしたいなと思ってパチリ。
でも、写真は全体の一部を切り取るので
全体ではないんですよね。画面に入りきれません。
写真家の人たちは自分の伝えたいものを、この枠の中に入れないといけないので大変だろうなと、素人ながらに思いました。
今日はとても良い時間を過ごさせて頂きました。



  
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たけやだより vol.41 その5

《終わりに》
 たけやが、夜は事前にご予約頂いたお客様のみの営業を始めてから、
随分になります。
お客様方には大変ご迷惑をおかけ致しまして心苦しく思っております。
ご予約のない日は完全に店を閉めておりますので、例え、ご来店頂きましても、
ご挨拶もせず失礼をしてしまいます。
 数年前に、料理人の息子が
「歳を取ったらウンと田舎に店を作って、一日一組のお客様のために料理を作る
ような暮らしもいいなぁ。」
と話しておりましたが、ここ天神町も、
充分町外れで、へんぴな所での営業には
違いありませんが、もっともっと自然に
囲まれた庵なんかをイメージしていたんでしょうか。
それがこんなに早くそうした
形態になるとは思わなかったんでしょうけど、今、一日一組のお客様のために、あれこれと思いを巡らし、
市場での思いがけない食材との出会いにワクワクして献立を変更したり、
と四十歳にして、まるでご隠居さんのような生活?に入っています。
 ただ、本物のご隠居さんと異なるのは、宅配のお弁当の準備をして、昼のランチのために蕎麦を打ち、
時には、ご法事や、
おもてなしのお弁当を作ったり。
ですから毎日店が閉まっている時にも
彼はけっこう働いているんです。
日曜でも翌日の仕込みで夜遅くまで
厨房に居ます。
「美味しかった」「嬉しかった」
「元気が出た」というお客様のお声を励みに頑張っているんだと思います。
 本当に有難うございます。
 誰か一緒に働いてくれる人、夢を共有
できるような仲間を得ることが出来たら、その時には、またまた、たけやはスタイルを変えるのかもしれません。



  
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たけやだより vol.47 その3

ちょっと紀行文?
 九月の半ばに長野県の諏訪に行きました。もう二〇年近くお会いしていない古いお客様ですが、
何故かしら心にいつも掛かるような存在だった伸子さんにお会いするためです。
ちょうど御柱の祭りが終わった時期で、諏訪神社では人もまばらでした。
記念写真に納まった私達は、そのまま伸子さんのお宅まで
ひとっ飛び。
 高島城のすぐ近くにある素敵なお住まいでした。なんと! 家に温泉がある!
檜のお風呂に温泉を引き込んで、毎日毎日ゆったりと贅沢な時間を過ごされているんですよ。
 私は湯当たりする方なので、温泉に憧れはあっても長湯は出来ないたちなんですけど、
とっても気持ちの良いお湯でした。ほんのりと檜の香りのする大きな湯船。
溢れ出るお湯に「もったいない!」と思いながら身を沈めると、
本当に「シアワセ」という言葉しか出てこないんですよ。
 「このお風呂だけが自慢で唯一の贅沢なんですよ」とご主人がおっしゃるように、掛け値なしの癒しとやすらぎがありました。
翌朝もまた朝風呂を頂きました。
 そうなんです。
実は泊めて頂いたんです。
空港へのお迎えから、心づくしの手料理、それもご夫妻の共同作業による素敵な
ディナーでした。もちろんワインや日本酒もあり、思いっきり飲んでおしゃべりを
楽しみました。伸子さんも宵っ張りで、
深夜までお付き合い頂きました。
 私はそんなに図々しい人間でもないと思うんですけど、我が家に居るようにリラックスしてしまうんですね。
「絶対もう一度伺いたい!」と思いました。それで「次は主人と一緒に来ます。泊めてください。」とお願いすると快諾頂き、
何だか「親戚」になってしまった私達でした。
伸子さんの分身のような作品たちに会いたいと思ったのも、諏訪行きへの動機でした。
 有名な作家さんですから、作品はネットで拝見したりしていました。
ですけど実際に会いたかったんです。
素敵でした。
 数々の作品から溢れてくる優美な気配。
また、幼い頃を思い出させてくれるようなぬくもりのある作品。
紙面に限りがある為に、ご紹介出来ないのが悔しいのですが、手の込みようは、
職人技ですよ。ホントに!
それにしても沢山の注文に応じるために肩を壊したなんて、ぞっとしますよね。
 普段はなかなか写真を撮ることのない私なんですが、あれもこれもと映して回り、
携帯に沢山納めて大満足。
「簡単に作れるものもあるんですよ。」
なんていう伸子さんの甘い言葉が
寝た子を起こすようなきっかけになって、またまたムクムクと「私も作ってみたい病」が始まりました。
伸子さんから教えて頂いたことも挑戦したいし、頂いた型紙も持ち歩いているんです。
毎日、たけやに飾ってある作品を眺めながら
「今度の休みには作ってみようかな」などと密かに決意している私です。



  
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たけやだより vol.47 その2

《美しい暮らし》
 ふと見たテレビ番組の中に美しい人を見つけました。全部見たわけではないのですが、
京都の大原に住む外国人の女性でした。ご覧になりました?
 庭仕事を見ても、台所仕事を見ても、
なんとも優雅に見えるほど、呼吸が違うのかしら?と思うほど、私の日常とは全く
異なる空間に生きておいでのようでした。けれども、とっても美しい暮らし方だなぁと憧れました。
 古民家に住む人が全部そうかというと、それは生活のスタイルですし、その人に
与えられた(選んだ?)条件ですから、
それが重要なのではなくて、彼女の感性というか雰囲気というか、すべての所作が
美しいと思えたんです。
大切なものを大切にする。そのためには
しっかりと身体を動かして働く。少し前までのお母さんたちは皆そうだったんだと思います。
忙しくても、そこには他に奉仕する喜びのようなものがあったんでしょうね。
自分を振り返ると「損したくない」とか
「めんどくさい」とか「してあげてる」
とか、いろいろ自分中心の思いが巣くっている事が分かります。
けれども、「憧れる」ということは私の中にも、そういったものの「種」はあるはず!と、
気を取り直して、少しづつ家族が住みやすい空間を整えるべく、本当に一歩ずつ。
 心に刻む言葉は「大きな耳、小さな口、遥けきまなざし、よく働く身体」



  
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たけやだより vol.47 その1

《優しさに包まれて》
どこからともなく甘い香りが届きます。
もうキンモクセイが咲いているのかしら?と思い、周りを探してみますと、オレンジ色の小さな花々がそこに在りました。
あんまりひっそり佇んでいるので気づかなかったのですが、いつから咲いていたんでしょう。
我が家にある小さな木は、少しだけ手を横に広げたような、おしるしだけのささやかな香りを届けてくれる、
か細い存在です。でも、強い香りに惹かれてたどってゆくと、ありました。お隣の大木。
 昨年、うんと切って、痛々しい姿だったのに、なんと! 豊かなまんまるのボールのような形をして咲いていました。
強いですねぇ。
「この香りを家の中に連れて帰りたい!」と思ってしまった私は、お願いして小枝を頂きました。
家の内・外に香りが充満して、なんとも夢心地。
 朝、この豊かな香りの中で目覚めて、
お弁当作りのために店に行くと、やはり
心地よい香りが迎えてくれます。
 でも、お酒の席には残念ながら置けません。だって、お酒の香りが分からなくなってしまいますから。
米には米の香りがあるのですが、それは
とってもデリケートです。
 とにもかくにもこの幸せに、もうしばらくは浸っていられる! 最高です。
 秋の香りに魅かれ、家の周りをブラブラと歩いてみれば、芙蓉は種を育み、椿は蕾を膨らませ冬の準備です。
いよいよ出番。
 素晴らしい模様を光に透かして見ると、蜘蛛の芸術家の作品があちらこちらに
見受けられます。近くによってしげしげと見ても、彼らはあわてる風も無く、じっとしています。
こんなに美しい幾何学模様を、小枝で難なく払い、壊してしまう自分に
罪悪感もあり、「ごめんね」などとつぶやくのですが、「ごめんで済むなら
警察は要らん!」と、
どこかから声が聞こえそうなほど、いくつも
いくつもの蜘蛛の巣を壊しながら歩みを進めてゆくと、やはり
キンモクセイに出会います。
こんな所にもあんな所にも。
 優しい風を運んでくる秋の日に、こんな香りに包まれ、静かなひと時を過ごせるなんて本当に幸せです。



  
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たけやだより vol.46 その3

〈終わりに)
 たけやは家族で営業しております。
蕎麦ランチに各種お弁当業務、そして、夜の営業。
手が足りない時も少なくありません。
そんな時の助っ人が店主の姉妹。
 本当に有り難いことです。
知人たちからは「仲の良いご姉妹ね。」と言われますし、
この頃では、私の実の姉たちのように思われている節があります。
「よく似ていらっしゃる」って。
 私は男兄弟だけでしたし、その二人の兄たちはもう亡くなっております。
ですからこんなに近くにいて助けてくれる姉たちの存在は偉大です。
「よくそんなにこき使って」と友達からもたしなめられるんですけど、遠慮がありません。
もっといえば、普通の姉妹以上かもしれませんね。
もう、血を越えた絆があります。
私達は三人で出かけることもあります。
大抵は、忙しい私をねぎらってくれる意味で、食事に誘ってくれるんです
この日もそうでした。
ただこの時ばかりは、ハプニングがあったんです。
海沿いの道を運転している私の目前で、おじいさんが手を振って車を止めるように指示していました。
「何か困っとらすとかな?」と、車の中で話しながらゆっくり近づくと、
「タイヤのパンクしたけん、交換ばしたかけど、ネジの堅かけん動かんとです。手伝って下さい」と言われ、
私達は口々に「すみません、私達は出来ません」と答えるしかありませんでした。
情けないことにタイヤ交換はおろか、
「ネジ」とか「ナット」なんていう言葉とも無縁に生きており、役立たずな三人でした。
すると、「娘に電話して下さい」と紙を渡され、
「それならば出来ます」とお電話しました。
「○○整備工場に電話してここまで来てくれるように言うてくれ」とおっしゃっているのですが、
ここが何処かも伝えられず、まして連絡の術も持たれていない老夫婦です。
携帯を持っている私達はお付き合いを秘かに覚悟しました。
ところがです。
片側一車線の「渋滞の原因」になっていることも
分からなかった私達のところに、パトカーがやって来ました。
事情を説明すると、
「では、あなたは用事がないんですね」と「渋滞の元」を排除すべく、動くように指示されました。
そこへ、おばあさんが「千円札」を折り曲げて私に握らせて下さったんです。
あわてて車から降りてお返しに行くと、
「電話代」だと言って、受け取られません。仕方なくお礼を言ってその場を離れました。
姉達と「お心は頂いて、このお金は熊本の義援金にさせてもらおう」と決めました。
 翌日、やはり気になり「娘さん」に電話して確認しましたら、おまわりさんがタイヤを交換してくれて、
そのあと整備工場まで行かれたそうでした。良かったです。
 車が動き出す時に、おじいさんが
「名前は?名前は?」と何度も尋ねて下さいましたが、このご夫婦は本当に誠実な方なんだなと思いました。
 温かい気持ちを頂いた出来事でした。



  
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たけやだより vol.46  その3

〈もらわれて〉
 遠路よりお越し下さった三人娘?(今では娘とは言い難き妙齢のご婦人方ですね)
初めいてお会いしたのに、どこか懐かしさを感じるのは、
同じ時代を生きたもの同士の見えない絆のせいかしらとも思うんですね。
カウンターに座られると「どくだみの花」が描かれた絵を手に取り、しげしげと見つめ、やがて、
「これ、素敵だわ~」を繰り返されました。
 その絵は、日頃、抽象画の大作を描く友人が、珍しく、小さな花々を描いたものを私の求めに応じて持ってきてくれたんです。
いろんなお客様の目に留まり、「きれいねぇ」と和ませてくれ、癒しも運んでくれていた、小さな額に納められた作品でした。
「それ、お持ちになりませんか?差し上げますよ」と切り出した私に、
「エーっ!、でも、いいんですか?」
「大丈夫ですよ、私の友人で、絵描きさんですから気に入ってもらった方の手元にあるほうが、彼女もきっと喜びますから」と言いましたら、
他の方も、「素敵ねぇ、素敵ねぇ」とおっしゃいます。
ついつい後の二枚の絵もお見せすると、「わあ~すばらしい!」ということになり、三枚の絵は福岡と東京に貰われて行きました。
翌日、作者の
エミさんに報告しましたら
「そうですか、嬉しいですね」
とのコメント。
 でも、たけやのカウンターが寂しくなったから、また描いてね、エミさん!
個展が終わってからでいいから!



  
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