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三喜工房

三喜工房

中尾ゲート  焼き物の里、波佐見…。中尾山の麓には多くの窯元があります。
中尾山ゲートをくぐり、創業70年、三代目 田淵 博喜さん、由美子さん夫婦が営む「三喜工房」を訪ねました。

 駐車場へ車を停めると「工房まで300歩」の文字。
 遊びゴコロのある案内にしたがい、一歩、二歩…自然と、ココロの中で数えながら、工房を目指します。
ユニークな案内板
ユニークな案内板。
3代目の歩数が基準です。
看板犬「レビン」
看板犬「レビン」
 「←112歩」、「→100歩」まるで、子どもの頃のように細い路地裏を、近づく工房に胸踊らせ進んで行き、路地を抜けると、右手に「三喜工房」が見えてきました。
 看板犬「レビン」に迎えられ、いざ工房へ…。


自然を使わせていただいて、学ばせていただく、そして生計をたてている、こんな喜びはありません。
写真01  三喜工房は、昭和2年に創業。70年以上の歴史を持つ工房です。平成元年に三代目 田淵 博喜さんが有限会社田渕製陶所から「三喜工房」へと社名を変更され、現在に至ります。
 三喜工房は、主に企業やアミューズメントパークなどのオリジナル商品の企画・デザイン、三喜工房オリジナルの器を販売しています。

「三喜工房」=「さんきこうぼう」とは、「三」つの「喜」びを表しています。

一、やきものを製作する喜び
 自分達が陶作を楽しみ、それが作品や工房全体に伝わって「三喜工房」を作っています。

二、製作時に「自然の理」を学べる喜び
 陶磁器は自然のエネルギーをたくさんもらい、製作をしています。
 その自然に感謝し、またその自然を使えることを喜び、そしてその自然から作られた陶器にまた喜ぶのです。

三、器を使って頂いた方が喜ぶ姿を見て、その喜びを分けて頂く喜び
 お客様からお礼の手紙をいただくことも。喜んで使って頂いていることに、また喜びます。

 自然のすばらしさを感じながら、自然のぬくもりを手に取り、気取らず気軽に使ってほしいというのがご夫婦の願いです。
写真02

写真03


ココロを込めて作成したものを大切な人達へ…
写真05 三喜工房では、オーダーメイドで陶器を作る事ができます。人気なのは、結婚式の引き出物用の器です。新郎新婦がデザインし、大事な人達のために作成するという内容です。お茶碗や、マグカップ、お皿、送迎品としてスプーンレストなど様々な陶器を作成することができます。
 土選び、形作り、絵付けまで全てを体験できるのは窯元だからこそです。また、イメージを伝えれば、プロがデザイン面でもサポートしてくれますし、ロゴマークを入れることで、素敵な自分だけの陶器ができあがります。(いずれも30セットからの注文となります。)

写真06  陶器というと食器のイメージが強いのですが、作成できるのは器だけではありません。ひなまつりのプレートやこいのぼりのプレートなども作ることもできます。プレートの裏には名前も記入してくれるというので、初節句や大事な記念品にオススメです。
 また、作品のイメージにあったペーパーアイテムを作ることもできます。おしゃれなデザインの「のし」も、文字やレイアウトなど誰でも自由に設定して作ることができます。
 中には、自分でデザインしたキャラクターを使う方も多く、受けとった人の評判もよかったと喜んでもらったそうです。

写真07 写真08 写真04
オリジナルキャラクターを入れたペーパーアイテム。 オリジナルの名版。ロゴマークを入れて焼くこともできます。 ご注文いただいたお客様からのお礼の手紙。
写真09 写真10 写真11
ビアカップにも利用できるこのカップは最近人気のデザインとのこと。 送迎品としても喜ばれているスプーンレスト。 ツシマヤマネコグッズなどもあり、商品幅は広い。


古きよき伝統と、新しい風。
鋳物技術が優れた波佐見焼ならではの“ふくろもの”
土瓶のかたちにも面白いものがあります。
小判土瓶 猫のしっぽ型
▲小判土瓶 ▲猫のしっぽ型
 工房の隣ではショップ&ギャラリーの「コンプラート」を経営しています。
 「コンプラート」とは店長の由美子さんがショップを始める際に、「コンプラ瓶」(江戸時代に海外への輸出用に作られていた徳利型の酒や醤油の瓶)とイタリア語で売るを意味する「コンプラドール」を掛け合わせて作った造語なのだそうです。

 店内にはたくさんの種類の陶器が出迎えてくれます。
 波佐見焼といえば、“呉須(ごす)で描く草花模様”というイメージが強いのですが、カラフルで現代的なデザインも多く並んでいます。中には数に限りがある商品もありますので、興味のある方は早めに足を運んでみてはいかがでしょうか。

写真13 写真14 写真15

写真16当時でも最大級の重油式大窯
 創業して、早や70年…。時とともに技術が発達し、焼きものの焼成方法も変化しました。
 焼き物の燃料にガスや電気が利用されるようになったのです。従来の薪や重油から、ガス・電気での焼成へと移り変わり、半世紀前に作られた重油式大窯も、約7年という短い年月でその役目を終えました。
 その重油式大窯は、当時のままの姿として残っており、いつでも見学することができます。

写真17暖かみのある空間
 レンガで作られた窯の中へ入ると、周りの音が遮断された独特の空間が広がります。窯に直接火を入れるための左右6つの火入れ口は、趣き深く、照明の灯りがなお一層レンガの暖かみを増し、居心地の良い空間を作り出しています。
 波佐見では毎年、陶器のイベントが開催されます。その期間だけ、ショップ横の窯はギャラリーとして姿を変え、店内にはカフェが開店します。そして、この大窯はライブ会場としても利用されています。
 少人数でのライブですが、レンガ窯でのライブは、ほどよく音が吸収され、歌い手も、観客も心地よい空間を楽しむことができます。


春・秋の中尾山イベントでお気に入りの陶器を探す。
写真18 春(4月第1土・日曜日)、ゴールデンウィーク(4/29〜5/5)、秋(10月第3土・日曜日)に窯元や観光協会主催で陶器祭りが開催されています。
 春の陶器市は、毎年、約15,000人の人出で賑わい、次回(2008年)で、第20回を迎えます。
 中尾山の心地よい日差しの中、各窯元を散策し、窯ん中ライブを楽しみ、お気に入りの器を見つけるのも「」につながりそうです。

■ギャラリーでは絵は陶芸、花の展示なども行っています。
 誰でも気軽に利用できます。詳しくはお問い合せ下さい。

三喜工房 三喜工房
〒859-3712 東彼杵郡波佐見町中尾890
TEL&FAX:0956-85-3072
営業時間: 10:00〜17:00
不定休のため、お越しになる際はご一報下さい。
URL:http://www.nagasaki.com/

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